学校長ブログ

防災について学ぶ ~地震に強い家とは~

2026.06.05
防災について学ぶ ~地震に強い家とは~

 

1年地域授業より

昨日6月4日(木)の5・6時間目、1年2組の地域授業では「地震に強い家・弱い家」というテーマで、建物の耐震の考え方から防災を学ぶ授業が行われました。講師は、長野県建築士会副会長で株式会社ツチクラ住建のTさんです。前半の講義では、地震で人が亡くなる原因として多いのは建物の倒壊による圧死であり「耐震」とは命を守ることである、というお話から始まり、耐震構造についての概念を分かりやすく説明していただきました。

地震の揺れは柱と梁(はり)だけでは変形を抑えることができないため、「すじかい」を入れて金具で固定することや壁を入れることで強度を保つということを教えていただきました。

 

写真は、実際に10分の1の住宅模型を用いて、揺れが起きた場合にどうなるかを確認する実験です。最初に筋交いが何も入っていない、柱と梁だけの模型を揺らしたところ、すぐに壊れてしまいました。次に2人の生徒たちが、その模型の柱の間に筋交いをはめ込んでいきました。

 

生徒たちは、どこにはめたら倒れにくい家になるか、かなり悩みながら取り組んでいました。そして完成したものを揺らしてみると…。先ほどとは違い、強度は増しており、倒れるまでの時間はかなり伸びていました。この実験を通じて、生徒たちは耐震構造についての考え方の基本を理解することができたと思います。さらに、筋交いだけでなく、壁に見立てた合板も使ってより倒れにくい建物を考える実験も行い、参加した生徒も見ている生徒もそれぞれ熱心に学んでいました。最後には今日からできる地震への備えとして、「家具の固定」「自宅の築年数を知ること(昭和56年に耐震基準が厳正化されている)」「家族と対応について話をしておくこと」といったアドバイスもいただきました。今日の講義で学んだことを大切に、常に防災を意識した生活をしてもらいたいと思います。

 

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